あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら・・・
たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら・・・
『最後だとわかっていたなら』の原作『Tomorrow Never Comes』は
アメリカで生活する女性ノーマ・コーネット・マレックさんが
亡くなった我が子を偲んで書いた詩で、1989年に発表したものでした。
でも口コミなどで広がり、いつの間にか
「9,11テロの時、救出作業中に亡くなった消防士が生前に書き残した詩」
として紹介しているサイトやブログが増えていったそうです。
ノーマさん自身も自分の詩が勝手に出回っていたことを知っていたけれど
戸惑いを感じつつも、平和的に読まれていることについて
むしろ光栄に思っていたようだと翻訳した佐川さんのあとがきにありました。
『最後だとわかっていたなら』是非みなさんに読んでほしい1冊です。
きっと大切な人への思いを素直に伝えられるようになると思います☆